【冬キャン応援キャンペーン】なんて信じるなよ?冬キャンプなめたら、あかん!防寒・暖房以上にヤバい10の注意点

ファミリーキャンプノウハウ赤ちゃんキャンプ

巷で増えた「冬キャンプ応援」系←w

「冬キャンプの魅力」や「この暖房さえあれば大丈夫」に騙されてはいけません!←別に騙してない😅

キャンプ場のオーナーとしては、是非ともオフシーズンの冬に来ていただきたいのは山々ですが←お前もか😂、ここは心を鬼にして?、注意喚起記事を書かせていただきます。

というのも、冬キャンプにおけるハプニングは、マジでやばい。命の危機が迫ってるから!!

我が家が実際に直面したエピソードを織り交ぜながら、ピンチと対策・心構えで事前の準備を😉

赤ちゃん冬キャンの師と思っていただいて構いませんよ

まず、冬キャンプを語る前に「お前どんだけ冬キャンしてんねん?」という疑問の声にお答えしましょう!

冬キャンプを予想最低気温0~5℃と定義すると、ファミキャンでは通算22回!うち、3歳未満の赤ちゃんと行った回数22回!!←全部かよw

関東で、いまだかつて、こんなに冬に赤ちゃんとキャンプしているファミリーがいるだろうか…洗い出して自分が1番ドン引きしてます😂

そして、雪キャンプは4回。一応、冬キャンプ×赤ちゃんキャンプを語る資格があると思っていただいてよいのではないでしょうか( ー`дー´)キリッ

12月22日@西丹沢 長男0歳3ヶ月
12月31日@大多喜 長男0歳4ヶ月
2月9日@大洗 長男0歳5ヶ月 【3シーズンテントで雪中!死ぬかと思った!!】
3月9日@成田 長男0歳6ヶ月
4月6日@朝霧 長男0歳7ヶ月
11月30日@渋川 長男1歳3ヶ月
12月31日@いすみ 長男1歳4ヶ月 【寒くて夜泣き!車へ避難!!】
1月12日@秩父 長男1歳4ヶ月
2月15日@ふもと 長男1歳5ヶ月
2月22日@大洗 長男1歳5ヶ月
3月7日@成田 長男1歳6ヶ月
3月22日@那須 長男1歳6ヶ月
3月31日@渋川 長男1歳7ヶ月 【朝起きたら一面真っ白!そして誰もいなかった】
11月21日@渋川 長男2歳2ヶ月
12月28日@那須 長男2歳4ヶ月
1月1日@飯能 長男2歳4ヶ月
2月13日@西湖 長男2歳5ヶ月
12月26日@大阪 長女0歳5ヶ月 【雪への愛と冷たさで情緒崩壊の3歳w】
1月3日@佐賀 長女0歳5ヶ月
2月14日@尾白 長女0歳7ヶ月 【もう雪も慣れたもんです】 
2月18日@リスッコ 長女1歳7ヶ月
3月4日@リスッコ 長女1歳7ヶ月
~予定~
1月@関西 長女2歳6ヶ月
2月@佐賀 長女2歳6ヶ月

別に赤ちゃんキャンプに関することを書くわけではありませんが、赤ちゃんを想定していれば、それよりも悪い事態は起こらないだろう、と…


そこで、私が学んだノウハウ?を冬キャンプの10戒としてまとめました👍

既に赤ちゃんキャンプを卒業しているファミリーキャンパーさんは、そんなことあるんだ、マジうける(笑)くらいにご笑覧の上、大事なエッセンスだけ、掴んでいってください😅

1.車は走るか?帰ってこれるか?

結論

山に近づくな

日中の最高気温が3℃以下の場合、山の近くのキャンプ場に行くのは危険です。

路面が凍結して帰ってこれない可能性があります。凍結してしまうと、4WDか2WDかなどは関係なく、スタッドレスタイヤを履いていないと、走行ができません。

最高気温が高くなる場合は、お昼のチェックアウトまでに溶けることがほとんどですが、シャーベット状やアイスバーンになっている場合もあるので、心配な場合は、事前にキャンプ場の情報を調べましょう。

富士山付近のキャンプ場は冬季休業している場合が多く、また、飯能・秩父なども凍結の心配があります。

一方で、街の中心地にあるキャンプ場や、千葉の南の方などは比較的温かいので、都内でも雪が降るような年に一度の大寒波を除いては、問題なくキャンプできるはずです🥰

2.水道、凍結するぞ?キンキンの水で洗い物するか?

結論

お湯が出るキャンプ場を選び、厚手のゴム手袋を持っていくべし

洗い物はもちろん、ちょっとした手洗いでさえもしたくない、冬。

濡れた手に冷たい風が当たるだけでヒィィィィイイイってなりますよねw

お湯が出るキャンプ場は大前提ですが、逆にお湯は手の皮膚の脂分をとってしまい、手荒れが悪化するそうです。

破れにくい厚手のゴム手袋や、ちゃんと手を拭くタオルハンドクリームなどは忘れずに!

ちなみに、私は一度荒れたら終わりだと思っているので、荒れる前から強めにケアしてます( ・`д・´)b

3.尻で暖は取れるか?最悪の場合に逃げ込めるトイレはあるか?

結論

温座のあるキャンプ場を選べば、OPP(お腹ピーピー)でトイレに逃げ込んでも死なない

便座で暖をとったことはありますか?😂

本当に寒いと、脂肪の多いお尻・太ももがキンキンになって、お腹を壊してしまうことも😭

そんなときに便座が温座でないと死にます。

冷えてトイレに駆け込んでるのに、その便座に更に熱を奪われて…想像しただけで、いや、したくないですよね。

洗浄はついていない温座のキャンプ場もありますが、一般的には温水洗浄便座(ウォシュレット)のありなしで絞り込むといいでしょう。

ちなみに、キャンプ場によっては、節電で温水洗浄便座の電源を抜いているところもあるので、着いてすぐにトイレに行って、すべての温座を強にさせていただいております…いつOPPになるか、わからないからね((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

4.飯が食えない!?カセットガス、弱火すぎるからな?

結論

「パワー」「プレミアム」などの冬用ガスボンベを持っていくべし

一般的なガスボンベに使われているブタンガスは、10℃を下回ると気化しにくくなり、5℃以下になると、ほとんど気化しなくなるため使えないと言われています。

私もそれを知らずに、残量は十分なのに、ずっと弱火で沸騰しない…という事態に陥ったことがあります。

キャンプ場の売店や近くのホームセンターに売っていればいいのですが、取り扱いがない場合もあるので、予備も含めて、事前に十分に準備しておきましょう。

5.雪が降ったら、当日閉鎖になるキャンプ場あるからな?

結論

雪の日はそもそもやめとくべしw

当然と言えば当然なのですが😅

スタッドレスタイヤを履いて、雪用装備万全でキャンプ場に向かっても当日閉鎖されることもあります。

とりわけ、木があるキャンプ場は、雪の重さに耐えられず落下する枝があるため、安全面での理由で、急遽営業中止するところもあります。

わざわざ行っても泊まれないということになりかねないので、事前に確認しましょう。

我が家も、当日閉鎖で急遽予約したキャンプ場は海辺で風が強く、過去イチ死にかけました😂その模様と、その教訓から生まれた記事はこちら▼

6.冬キャンプで、新しいギア使うなよ?

結論

バックアップで古いギアも持って行くべし

まさかの、そんな日(上記)に限って、新しいギア持って来とるんですわw

雪の中寒くて凍えそうなのに、おNEWのメッシュの焚き火台に強い海風があいまって、全然火がつかないwww

なんで今日に限って、コレ~!?と、一瞬でお蔵入りになったギアでした😂

初めての道具は、使い方がわからず失敗したり、怪我したり。我が家も初めての薪ストーブは、火の粉よけが詰まって煤が逆流して、一晩中一酸化中毒警報機がなりやまない状態になったり、初めてのアックスはパパが指を切ったり、ろくなことが起こりませんw

有事の際は、使い慣れた道具が1番❣新しいギアに心浮かれるのもわかりますが←、事前に練習・確認したり、上手く使えなかったときのために、古いギアも持っていきましょう。

7.3月でも雪降るからな?予報にないからな?

結論

常に雪の覚悟はしておくべし。早期撤退も視野に入れよ。


忘れもしない、3月29日。

もうすぐ桜が満開だねーなんて話してた、予報に雨さえない夜の降雪。

確かに冷えるなとは思っていたけど、朝起きたら一面真っ白😲

そして、昨日の宿泊客は、寒さに耐えかねたのか、誰もいなくなっていました😅

積雪は多くはなく、翌日は太陽も出て暖かかったので、お昼にはみぞれ状態でノーマルタイヤの2駆でどうにか脱出できましたが、日陰は溶けないんじゃないかって、ヒヤヒヤしました。


天気予報を見ていくのは大前提ですが、予報はあくまで予報で、まったく予想していない天候になったりします。

ピンチに陥る前に、対処できるか不安に感じたら、早めに撤退する必要もあるんだと学んだキャンプでした🤔

8.自分で寝袋から出てったくせに、寒くて泣くからな?

結論

布団はかからないと想定すべし。夜泣きは車に逃げ込むべし。

年越しキャンプで、初めての本格的な夜泣きをくらいました…おそらく原因は寒さ。

シュラフを布団の形にして、毛布も入れて寝ていたのですが、どんどん上にずり上がってしまって、気づいたときにはキンキンに冷えて寝られなくなってしまったんだと思います。

基本的に寝室では布団で暖を取るので、コートなどは脱いで、外に出たときとの寒暖差を減らすのが風邪をひかせない鉄則ではありますが、寝相が悪すぎる場合などは、布団がなくでも寒くない格好で寝かせるのが良いのかも知れません。

そして、何をしても泣き止まないときの対処法は、車に避難。

そのときの経験から生まれたのが、この記事です▼

赤ちゃんは、寒いと泣いて体を温めようとするので、死ぬことはないのですが、泣き声が周りの迷惑になってしまうんじゃないかって心配になりますよね。

最低限の夜泣き対策は、事前に確認しておきましょう。

9.雪が冷たくて、泣くからな?でも遊びたくて触って、号泣するからな?

結論

絶対嫌がるとわかっていても、防寒アイテムは持っていくべし

どうしても、雪でもキャンプしなきゃいけないときってありますよね?←ありません😅

我が家は、九州まで車で帰る道中の関西で雪中キャンプしなければならなくなりましたが、想定していた装備では足りなくて困ったことがあります。

これは、こどもの特性にもよりますが、スノーブーツやスノーグローブって、嫌がりません?

普段から雪に慣れていると違うのかも知れませんが、我が家のこどもたちは全力拒否だったので、諦めて長靴や手袋で、冷たすぎたら暖かいところに戻ってくるだろう…と思ったのが甘かった😨

それよりも「遊びたい」が勝つんですね、こどもって。

よく、水温の低い湖で「寒くない!」と痩我慢しながら遊んでいる小学生は見てきましたが、未就学児は、情緒がおかしくなります😂

手が冷たいと泣く5秒前w

雪で遊びに出ていったと思ったら泣きながら戻ってきて「帰りたいー!」と泣く😭

そして、少し暖まったら「遊びたいー!!」と号泣😭😭😭

もう雪を触りに行かなきゃいいのに、このループを何度も繰り返します…こっちの情緒がおかしくなるわ~www

使わないこと前提でも、スノーブーツやスノーグローブを持っていくだけ持っていけばよかった。使わなかったら「やっぱりね」ですむし、使ったら「おぉー背に腹は代えられないんか」って😉

スノーブーツ全力拒否の娘が、泣くのを諦めて逆に雪を踏む音が心地よく楽しんでいる様子。その後ろの息子は相変わらず長靴www

ちなみに、我が家は雪中(雪が降っている中での)キャンプはしたことがありますが、雪上(雪が積もっている上での)キャンプはしたことがありません。

積雪があると、雪用ペグが必要だったり、暖房の熱で雪が溶けて水たまりができたりと、まったく世界が変わるらしいので、ここでは解説を割愛します。

10.どんな状況をも楽しむ覚悟とスキルはあるのか?己に尋ねよ

結論

経験値・スキルが上がって、心の余裕ができてから挑戦すべし

やはり、初心者にはお勧めはできません。少なくとも、3回以上キャンプを経験し、1回以上は何かしらの大ピンチを乗り越えた経験があると自負できるレベルであれば、必然的にスキルも上がっている可能性がありますが、一概には言えないのがなんとも難しいところ。

逆に、なにかあっても、知恵と工夫でどうにかできる!と思える人がチャレンジすると、良い力試しになり、更に経験値が上がるのではないでしょうか?(๑•̀ㅂ•́)و✧


その価値は、絶対あると断言できるほど、冬キャンプって楽しいです🥰

何と言っても、料理が美味しい😍

暖かければ、何でも美味しく感じるし←😋、食べ物で体も心も脳も喜ぶを感じられる究極のアクティビティだと思います。

氷点下の中の焼き芋は、割った瞬間、歓喜する

ホットサンドあんまん(あんまんをホットサンドで外カリに焼いたもの)でこの表情である。

テントにつららがついているという、生まれて初めての経験も❤

そして、なによりも、印象深い体験を家族で共有できるという点に、冬キャンプの醍醐味があるかと思います。

死にかけた数々のハプニングも、今となっては良いネタ・良い思い出に😂


万全な下調べ・覚悟の上、是非挑戦してみてくださいね❣お待ちしてます~(あ、リスッコは、冬そこまで寒くないので、雪は降らないし、覚悟しすぎるとちょっと物足りないかも…?😅)