快適キャンプの第一歩、寝袋・マット選び

ファミリーキャンパーの手引き

キャンプの嫌な思い出と言えば・・・

虫や不衛生などに次いで上位に入るのが、「寝れなかった」ではないでしょうか。

一度、嫌な思いをしてしまうと、なかなか2回目には踏み出せません。

ファミリーキャンプデビューで最高のスタートを切るためにも、寝袋・マット選びは、とても重要です。

屋外でテント泊する場合に安眠を邪魔するのは、「寒さ」と「寝心地」です。

寒さには寝袋で、寝心地にはマットで、万全に対策しましょう!

ちなみに、寝袋のことを、「シュラフ」や「シェラフ」という場合があります。どちらも眠るという意味のドイツ語「schlaf」で、音的にはシュラフが正しいのですが、要は寝袋ですw

初めてのファースト・寝袋におすすめなのは、この1択!

我が家で初めて買った寝袋「3シーズン用」 4年経った今でも使っています

結論から言うと、封筒型で、化学繊維快適温度/適正温度5度以上の(3シーズン用)寝袋がおすすめです。

この結論の前提になっている条件は以下3つです。

1.ファミリーキャンプデビューを冬にしないだろう(春夏秋の気温に耐えられる)
2.子どもが小さい場合、寝相が悪く、家族で川の字になって寝ているだろう
3.車の積載量がある程度大きいだろう(そこまでコンパクト重視でない)

この条件に当てはまらない場合は、後ほど、解説します。

封筒型は、ファスナーを広げれば布団になるので、家族みんなで使うことができます。

化学繊維は、ダウンに比べて保温性は劣りますが、手入れがしやすく、安価です。

快適温度/適正温度とは、商品によって違う表記がされることもありますが、この温度以上であれば快眠できるはずという温度です。あまり当てにはならないので、想定される最低気温よりも-5度低いものが安心です。

つまり、快適温度/適正温度が5度以上の寝袋は、予想最低気温10度で最適に過ごせるはずということです。

それよりも気温が低くなる場合は、厚着したり、毛布を入れるなどして、高くなる場合は、ファスナーを広げて掛け布団として使うことで対応できます。

そのため、春夏秋と、3シーズンで快適に過ごせ、最も使用頻度が高く、汎用性が高い寝袋だと言えます。

例外①冬もガンガンキャンプに行く予定の場合

ファミリーキャンプデビューにおいては、冬はおすすめできませんが、秋にデビューし、その後の冬も行く気満々な家庭もあると思います!我が家がそうでしたw

真冬にキャンプをする場合、特別な暖房装備がなければ、寝袋の保温性は高いに越したことはありません。

封筒型は、頭・首が寒く、肩から中に冷気が入りやすいので、マミー型がおすすめです。

ダウンは、化学繊維よりも保温性が高いものの、高価でメンテナンスも面倒ですが、お金と手間を惜しんで寒さで死ぬ思いをするよりも、万全の対策をしたほうが安心です。

予想最低気温によって、選ぶべき快適温度/適正温度も変わりますが、基本的に-10度以下のものを選び、気温が-10度を下回りそうであれば、-15度以下のものも選択肢に上がります。

なお、快適温度/適正温度はコンフォート温度、推奨使用温度など、メーカーによって言い方は様々です。ただ、限界使用温度使用可能温度リミット温度とは違うので注意が必要です。これらは、更に低くなりますが、快適とは言えない暖かさ?寒さなので、別段考慮しなくても問題ありません。

LIMIT(リミット温度)とCOMFORT(コンフォート温度)の違いの例

例外②子どもがある程度大きく、身動きのできない小さな寝袋内で寝れる場合

子どもが小さいと、マミー型の寝袋の中では窮屈で寝られません。また、添い寝が必要で1人で寝られなかったりします。

子どもが小学生くらいになると、マミー型でも1人で寝られるようになったりします。だからと言って、マミー型にする必要があるわけではないのですが、1人子どもが自分の寝袋で寝たいと言い始めると、私も私もと、兄弟が次々と自分の寝袋を欲しがる場合があります。

兄弟の人数にもよりますが、家族全員分寝袋を用意するとなると、なかなかかさばるので、その際は、コンパクトなマミー型がおすすめです。

封筒型は、収納サイズが大きく、一般的に直径25cm×高さ40cmほどになります。

素材は、化学繊維よりもダウンの方が保温性が高いですが、ダウンは高価でメンテナンスも大変です。ダウンは空気を含むことで保温性が高まるので、使わないときに圧縮してしまうと、どんどん空気を含まなくなってしまいます。

快適温度/適正温度は、冬にキャンプに行かないなら、5度以上で、予想最低気温が10度を下回る場合は厚着や毛布を入れて対策します。

例外③とにかくコンパクトな寝袋が必要な場合

車の積載量が小さい場合や、家族が多く寝袋の数も多い場合は、コンパクトなマミー型がおすすめです。

封筒型は、収納サイズが大きく、一般的に直径25cm×高さ40cmほどになります。

素材は、化学繊維よりもダウンの方が保温性が高いですが、ダウンは高価でメンテナンスも大変です。ダウンは空気を含むことで保温性が高まるので、使わないときに圧縮してしまうと、どんどん空気を含まなくなってしまいます。

快適温度/適正温度は、冬にキャンプに行かないなら、5度以上で、予想最低気温が10度を下回る場合は厚着や毛布を入れて対策します。

寝袋の選び方

自分で寝袋を吟味するとなると、選ぶ基準は以下3つです。

①封筒型かマミー型か ②化学繊維かダウンか ③快適温度/適正温度

これらに合わせて、収納サイズや値段も変わってきます。

寝袋の種類は、2つだけ

先に、寝袋を選ぶ際の条件をいろいろ細かく書いてしまいましたが、実は、実際の商品を分類すると、大きく2つに分けられます。

冬用

特徴

マミー型で、ダウンで、快適温度が低い(-10度以上)、コンパクトで高価、登山メーカーの商品が多い

3シーズン用(春・夏・秋)

特徴

封筒型で、化学繊維で、快適温度が高め(5度以上)、収納サイズが大きく安価、キャンプメーカーの商品が多い

3シーズン用は、ファミリーキャンプにおいては最も使用頻度が高く汎用性が高いため、ファースト・寝袋としておすすめしました。

他に、快適温度が15度以上の夏用がありますが、出番が少なく、タオルケットや毛布で代用できなくもないので、必要に迫られることはないタイプです。

他に吟味すべき条件も含めて表にまとめると以下になります。

種類冬用3シーズン用
マミー封筒
素材ダウン化学繊維
快適温度-10度以上5度以上
サイズ小さい大きい
値段高い安い
メーカー登山キャンプ用品

まずは、大まかなどちらのタイプがほしいのかを検討したあとで、キャンプスタイルや利用シーンに応じて、必要な条件を、以下の選び方の3つの基準から絞り込むと、自分に合った寝袋に巡り会えるかもしれません。

特別な例①:雪上キャンプに行きたい場合

暖房装備にもよりますが、冬用の中でも、快適温度が-15度以上の寝袋を選んだほうが安心かもしれません。

快適温度/適正温度とは、コンフォート温度、推奨使用温度など、商品によって違う表記がされることもありますが、この温度以上であれば快眠できるはずという温度です。あまり当てにはならないので、想定される最低気温よりも-5度低いものが安心です。

つまり、予想最低気温が-10度を下回りそうであれば、快適温度-15度以下のものも選択肢に上がります。

なお、限界使用温度使用可能温度リミット温度とは全く違うので注意が必要です。これらは、更に低くなりますが、快適とは言えない暖かさ?寒さなので、別段考慮しなくても問題ありません。

暑かったら使わなければいいだけだから、とりあえず、暖かいものを!!ダウンで!高くて!良いものを!!と思うかもしれませんが、ダウンはメンテナンスが大変です。

ダウンは空気を含むことで保温性が高まるので、使わないときに圧縮してしまうと、どんどん空気を含まなくなってしまいます。

また、夏の寝冷えを予防するために、羽毛布団が使えないように、冬用寝袋を夏に使うことはできません。

特別な例②:真冬でも冬用寝袋が要らない場合

一方で、冬でも暖房装備によっては、冬用寝袋が必要ない場合もあります。

我が家は、赤ちゃんとガンガン冬キャンプに行っていましたが、冬用寝袋を使っていません。

というのも、ホットカーペットか薪ストーブのどちらかで寝床を温めてしまうので、寝るときは暖かく、むしろ、3シーズン用でさえ暑いときもw

このように、他の装備によっても変わってくるので、まずは一番汎用的な3シーズン用寝袋を購入し、どんな工夫をすれば、何度まで使えるか、実験してみることをおすすめします。

初めてのファースト・マットにおすすめなのは、この1択!

ユーザー (USER) レジャーシート レジャーマット 超極厚18mmマット 幅600 HL001
¥ 2,180 我が家で初めて買ったマット「極厚15mmアルミマット」の最新版18mm 4年経った今でもパパと息子は使っています

そもそも、ここで紹介するマットとは、テントの床と寝袋の間に敷くものです。

地面のデコボコを吸収したり、地面からの冷気を遮断する役割はもちろん、寝心地に大きく関わります。

結論から言うと、まず、極厚アルミマットを試してみてください。

厚さが15mm以上あれば、よほど大きな石以外は、地面のゴツゴツを感じません。

何より値段がとても安く断熱性や耐久性コスパの高さは多くのキャンパーのお墨付き。

収納サイズは少し大きいですが、他のマットと併用して寒さ対策を万全にしたり、キャンプで使わなくなっても、ピクニックなどで使えます。

幅は1人分60cmとして、人数分購入するほうが、積載もその後の汎用性も、大きなものを1枚買うよりもおすすめです。

まずは、これを使ってみて、その後寝心地をどこまで追求するかは、自分の背中とお財布との相談になります。

ちなみに、私は腰痛持ちで妊娠9ヶ月でキャンプに行ったこともあるので、寝心地は最大限追求しましたが、それでも初心者時代はアルミマットを使い、また初心者に紹介して問題ない良いものだと自信を持っておすすめしています!

セカンド・マットの選び方

息子はアルミマットで、パパはインフレーターマットでお昼寝  4年経った今でも現役で使えます。

セカンド・マットの購入を考えるということは、アルミマットで何かしらの不満があったからでしょう・・・

積載量が問題だった場合は、コンパクトなキャンプマット/ウレタンマット/フォームマットがおすすめです。

寝心地が問題だった場合は、好みに個人差があるので、実際に店舗で気に入ったものを探してくださいとしか言えませんが…

また、同じ種類・同じ価格のマットであっても、メーカーや商品によって、寝心地・性能は雲泥の差です。必ず自分の目で、手で、背中で、腰で確認してから購入しましょう!

腰痛持ちの場合は、高反発なインフレーターマット/インフレータブルマットがおすすめです。間違っても低反発マットレスを選んではいけないように、エアーマットを選んではいけません。翌日死にますw

なお、セカンド・マットの場合も、シングルサイズを人数分購入することをおすすめします。

子どもが大きくなって、全員で川の字で寝る頻度が減ったり、コットという簡易ベッドを使う際などに汎用性があるからです。

インフレーターマット/インフレータブルマットの中には、シングルサイズ同士を連結できるものもあります。

マットの種類それぞれの特徴や長所・短所、収納サイズと価格に関する評価をご紹介します。

マットの種類 全3つ

キャンプマット/ウレタンマット/フォームマット

特徴

POINT 軽くて断熱性が高いEVA樹脂がベスト。高コスパ。

GOOD 安くて、軽くて、コンパクト。敷くだけ。故障がない。

BAD 他の種類のマットよりも寝心地が優れていると聞いたことはない…。耐久性に難ありの商品も。

★合計 10/10個
コンパクト ★★★★★
お手頃価格 ★★★★★

インフレーターマット/インフレータブルマット

特徴

POINT ポリウレタンフォームマットが入ったエアーベッド。腰痛持ちは、これ1択。

GOOD 高反発。厚さ5cm程度でも、空気をパンパンに入れれば沈み込まない。空気を口で入れられる。

BAD 穴が空いたり、バルブが壊れたり、故障のリスクがある。広げただけでは空気が入り切らないことも。

★合計 6/10個
コンパクト ★★★☆☆
お手頃価格 ★★★☆☆

エアーマット

特徴

POINT 最近のエアーマットはバルブが進化し、電動空気入れは不要。

GOOD 低反発。ふかふか。

BAD 穴が空いたり、バルブが壊れたり、故障のリスクがある。広げただけでは空気が入り切らないことも。空気を入れるには、エアーポンプ機能付きの枕や収納袋が必要。厚さ10cmでも空気の入れ方によっては沈み込む。

★合計 2/10個
コンパクト ★☆☆☆☆
お手頃価格 ★☆☆☆☆

番外編:コット

マットと同じ役割をするものに、コットという簡易ベッドがあります。

地面のデコボコを感じないのはもちろん、地面よりも高い場所に寝ることで冷気を感じにくく、寝心地も追求できます。

子どもが小さいと、寝相が悪くコットから落ちてしまうので使えませんが、腰痛持ちの方は、良いコットを使うと、世界が変わります!妊娠9ヶ月でも、快眠できました!!

ただ、ファミリーキャンプの必須ギアではないので、腰痛持ちのご家族と一緒にファミリーキャンプする方は、以下の記事もご参考まで~

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これで、キャンプの夜は安心して寝ることができるようになりましたね!

次回は、いよいよ、最も滞在時間の長いリビングを作るための、椅子とテーブルをご紹介します。

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