夏と言えば、海?山?どっち派?
どっちも!を同時に両立できる海キャンプを知っていますか?
海の近くのキャンプ場に泊まることで、海も山も、両方を楽しむことができます。
最近は、酷暑で夏のキャンプと言えば、避暑地にしか行かないという方も増えているそうですが、海キャンプに適したキャンプ場を選べば「海水浴+キャンプ」も「磯遊び+キャンプ」も快適に過ごすことができます。
さらに、一般的には日帰りの海水浴をキャンプと組み合わせることによって、格段に楽に楽しめるようになります。
今回は、海キャンプに最適なスケジュール、キャンプ場の選び方、持ち物や注意点を解説します。
海キャンプのポイント
まずは、何をやりたいか、優先順位を決めること!
キャンプ経験やスキルを踏まえて、
「どうしてもやりたいことと、今回はやらなくてもいいこと。」
「時間をかけて楽しみたいことと、楽して手軽に済ませていいこと。」
などを事前に決めておきます。
例えば「どうしてもシーフードを炭で焼いて食べたい。だから、焚火はやらなくてもいいか」
「こどもと一緒にマシュマロ・コーヒータイムを楽しみたい。だから、夕飯はコンビニでいいか」など。
やりたいことを全部できたら最高ですが、そこは不測の事態が起こりがち、いえ、起こるのが当然なキャンプ。
Aパターンだけでなく、代替案となるBパターンも用意しておくことで、いざ困ったときに、スムーズに行動に移せます。
キャンプだからって、焚火をしなきゃいけないとか、キャンプ飯を作らなきゃいけないとか、固定概念は捨てましょう!
全部外食だっていいし、テントやレイアウトが映えるかなんて、誰も気にしていません←w
海キャンプスケジュール:1泊
次に、スケジュールを決めます。
海もキャンプも両方を満喫するには、連泊に越したことはありませんが、そう簡単に休みがとれるわけではないですよね…
1泊だって、十分楽しめます😎そして、前乗りしている分、日帰りよりも1日あたりの移動時間が減って、楽になります✨
おすすめのスケジュールは、こんな感じ。
10:00 キャンプ場チェックイン
1日キャンプを楽しむ(楽しめば楽しむほど疲れて良い睡眠がとれますw)
17:00 夕飯の準備をしながら、不要なものは片づける←ここポイント!
21:00 こどもと一緒に就寝
4:00 ヒグラシの鳴く声に起こされるw
6:00 朝食・洗い物
9:00 チェックアウト
ポイントは、早寝早起きです!
夜9時に寝ると、朝4時に起きても、ゴールデンタイムを含む7時間睡眠👍
そして、朝4時には、絶対蝉や鳥の声で起こされるので、二度寝さえしなければ大丈夫😅
夜のうちに、必要なもの以外はある程度片付けておくのもポイントです。
「あ、もう、テント片付ければ終わりだな」っていう心の余裕が大事です🥰
そして朝は、隣のテントではまだ寝ていることを想定して、テント内の寝具を片付けたり、静かに過ごし、炊事場などの共用スペースを使うのは、6時以降にしましょう。(キャンプ場によってはクワイエットタイムを設定しているところもあるので、従いましょう。)
早起きをすると、まだ気温が上がらない涼しいうちに撤収を終わらせられるのも、最高です❤
海水浴場の駐車場の混み具合によっては、もっと早くチェックアウトしてもよいと思いますが、家族の体調や、キャンプ場のルールも鑑みて決めてください。
ちなみに、アーリーチェックインをしてから、午後に海に行くのは、あまりオススメできません⚠
というのも、全部が遅く遅くなりがちだから。
こどもはたいてい海に入れば、もっと長くいたい!となり、せっかくだから遊ばせてあげたい…と、遅くなりがち。
そこに行列に並んで待つ時間や、着替えや買い出しで想定以上に時間がかかったり、不足の事態が起こったり。
キャンプ場に帰ってくるのが、予定よりもだいぶ遅くなって、急いで夕飯の支度をしたり、火起こしをしたり、バタバタしてヘトヘトになっている人が、大勢見受けられます😱
ただでさえ水に入って体が疲れているのに、夜が慌ただしく、寝る時間が遅くなると、翌朝も遅くなりがち。そして、疲れが取れていない中、撤収しなければならないのは、とてもしんどそう…
予定よりも遅くなってバタバタしてしまいそうなときは、思い切って焚き火をやめたり、夕飯を簡単に済ませたり、何かをやめて時間を作るのも手だということを覚えておいてくださいね😉
海キャンプスケジュール:連泊
一方、連泊ができる場合、中日で海に行くのが一般的です。
地の利を活かし、混みそうな海水浴場にアタックすることもできますし、疲れたら早めに切り上げて、キャンプ場でゆっくりすればいいのです。
おすすめは、やはり、1日目の夜の早寝早起き!
21:00 こどもと一緒に就寝
4:00 ヒグラシの鳴く声に起こされるw
6:00 朝食・洗い物
7:00 出発
遊泳時間は8:30(勝浦の場合)ですが、駐車場が混んだり、準備をする時間も必要だと思います。また、朝は人も少ないので、空いている海岸を散歩したり、シェルガラスや貝殻などを拾うビーチコーミングもできるかもしれません😍
そして、大事なのは、海水浴後ですね。
我が家は、一刻も早く人混みを離れたいので、ウォータージャグに真水をパンパンに入れて行き、砂浜から出るタイミングで、可能な限り洗い流す。
そして、拭いてしまうと、洗濯物が増える(もしくは大事な乾いたタオルを1枚失う)ので、拭かずに車に乗り込みます😂
座席にビニールシートを敷いて、とりあえず濡れた人も物も、すべてこの上で動かさない。
そのままキャンプ場に戻って、ゆっくりと暖かいシャワーを浴びます。
シャワーから出たら、洗濯物を水洗いして、干せばOK。キャンプ場に洗濯機や乾燥機があれば最高ですが、なかなかレアなので、気になる方はコインランドリーに行ってもいいかもしれません💡
ここでのポイントは、いかに、キャンプ地をホームとするか。
海水浴場から家まで帰るのは遠く、水に入った後の体はしんどいですよね…そこへ運転なんて😱
車で数分でキャンプ地・ホームに帰れるって最高❣
シャワーも海水浴場の近くは混んでいたり、日帰り温泉も海水浴客で大混雑の可能性があるので、キャンプ場で済ませられたらいいですよね🥰
ただ、ここでダラーっとしすぎてしまうと、翌日リアル・マイホームに帰ったときにしんどくなるので、洗濯物くらいは終わらせてしまうのが吉です。
もし疲れていたら、夕飯は、コンビニでも外食でも!こどもがキャンプっぽいものがいいと言ったら、マシュマロ与えて、後は自分で焚き木集めと火起こし頑張れ!ってwww
そして、また夜9時に爆睡して、朝4時に起きる…続きは1泊スケジュールを見てください。
撤収後にもう1回海チャレンジするかは、自分の体力と相談😉
あると便利な持ち物
とにかく、服!タオル!!布!!!!w
ただでさえ、衣類汚しがちなキャンプに、絶対濡れる海が入ったら、もうめっちゃ濡れるから。タオルなんて、何枚あっても一瞬でなくなるから。乾いた布がすんごい貴重になっから!!😂
「今は、濡れていい時間。今は、ダメな時間。」とかないから。「濡らすな。汚すな。」は意味ないし、予定になくても、気づいたら海入って濡れてるから!夏の七不思議🤔
あと、靴!
濡れて良い靴・悪い靴、とかないから!靴替えたばかりなのに濡らすから。なのに気持ち悪いとか言うから😂そして、全然乾かないからー!!もちろん、マリンシューズとかサンダルとか持っていく前提で、必ず普通の靴が濡れるの…なあぜ?なあぜ?
そして、乾かすという点では、意外な盲点、洗濯バサミ。
テントのロープに、タオルをポイってかけて干している方をよく見かけますが、かなりの確率で乾きません…というのも、ロープの手前と向こうで重なって2重になっているから。
タオルも、洗濯バサミで上側を吊ることで、2重の部分がなくなれば、格段に乾きやすくなります👍
あると助かる「服と靴の隠し在庫」
自分でも忘れるくらい隠しておくと、最後の最後、本当に困ったときに助かります。
例えば、本当に服がなくなって、裸で帰ることになっても、車なので温度さえ気にしておけばOKと思うじゃないですか…ただ、こういうときに限って、事故渋滞が起きて、サービスエリアでご飯でも食べて帰ろうか、というときに、服がないと困るわけです。
私は、必ずおでかけに持っていくマザーズバッグの奥底に入れて忘れた、忘れすぎてサイズアウトしててパッツパッツになった服やオムツに何度助けられたことか…忘れずに使っちゃうと、本当にいざと言うときに使えないので気をつけてね😋(何度ホントに忘れて、帰ってから「なんだ、あったじゃ~ん」ってなったことか😅)
他には、前述のウォータージャグや、ビニールシートはもちろん、飲み物の冷え冷えを保てるタンブラーやクーラーボックスは、海でも必需品。
チェアやテーブルも、ちょっと必要ってときに「あ!いつもキャンプだったら積んでるのに…」ってならないのは、ちょっと得した気分✌
また、海水浴に必要な、水着や浮き輪、水中ゴーグル(スノーケル)はもちろん、磯遊びの際は、マイナスドライバー、観察ケース(バケツよりも透明な飼育ケースの方が観察しやすいです)軍手、図鑑など。釣りの際は、釣り道具とライフジャケットなどを忘れないようにしましょう。(たいてい、こういう特別なグッズは忘れないんですよね~…)
海キャンプのキャンプ場の選び方
さあ、では具体的にどんなキャンプ場を予約すればいいのか。
1泊の場合は、アーリーチェックインが可能で、消灯が早く、夜も静かなキャンプ場がおすすめです。
連泊の場合は、シャワーやお風呂があったり、洗濯機や乾燥機まであると最高ですね。
あとは、個人経営で、管理人やオーナーが優しいとクチコミがあるところも!
夏の海は混雑しがちなので、大事になる地元の人の情報📝
地元の情報に詳しく、穴場の海水浴場や駐車場を教えてもらえると、とても助かります!!
また「海キャンプ」で思い浮かべがちな「海が見えるキャンプ場」
景観や条件は良くても、実は、海沿いにあるシーサイドキャンプ場はあまりおすすめできません…😱
というのも、総じて、風が強いから!!
海には遮蔽物がないので、町では風を感じなくても、海では強風ということが多々あります。
海水浴に行くだけだったら、風が強くても涼しい~くらいですみますが、テントを張るとなると、風は、敵でしかなくなります。
ちなみに、海水浴と言えど、本当に風が強くなると、砂が飛んできて、目に入って痛いのはもちろん、波も高くなるので遊泳禁止になるはずです💦
そして、潮風だから、なんかベタベタする…
何度真水で洗っても、なんか、ベタベタする😅これは、テントも同じで、生地が塩分を吸ってしまうので、真水で洗わなければなりません。
また、塩分は、金属を錆びつかせてしまうので、きちんと拭き取らないと、ポールの抜き差しができなくなったり、ファスナーが壊れてしまうかもしれません。
さらには、遮蔽物がなくて、直射日光で暑い場合が多いです。
タープで日陰を作って、海風を浴びていれば涼しい気がしますが、実はそういうときこそ、汗が乾燥して体温が下がりにくくなるため、熱中症になるリスクが高いんです⚠
また、海の近くといえば、パリピ(パーティーピーポー)
大人数で酔っ払っていたり、夜遅い時間まで騒いでいたり…遭遇するかは、運次第ですね。
ただ、これらを凌駕する地の利もあるので、せめても海まで徒歩圏内にしたり、ファミリーキャンプ場を選ぶなどして、対策してみてください。
お知らせ
ちなみに、リスッコ・ファミリーキャンプ場は、海まで車で6分🚗
アーリーチェックインができて、消灯は21時。こども連れ専用だから夜も静か☪
シャワーも完成して、海水浴での利便性がアップしました( ・`ω・´)b
また、勝浦の青い海は「関東の沖縄」とも呼ばれるくらい、透明度がやばい❤
4つの海水浴場のそれぞれの特色や、穴場の駐車場なども案内できるので、お気軽にご相談ください~😉
※文中の画像は、管理人(ママ)がiPhoneで撮影した無加工・無修正の写真です🌊どう?やばくない?😍w