【キャンプ場管理人直伝】初心者でも安心!鉄板タイムスケジュール

ファミリーキャンパーの手引きファミリーキャンプノウハウ

(実際の我が家の初ファミリーキャンプの記念写真です)

行きたいキャンプ場が決まったら、タイムテーブルを作りましょう!

時間の余裕が、心にゆとりをうみ、それがファミリーキャンプデビュー成功の鍵を握ります。

ただ、タイムテーブル通りにいかないのも、キャンプの醍醐味😂

それを踏まえて計画を立てるコツを、教えちゃいます😉

結論!これがファミキャンデビュー鉄板スケジュールだ

1日目

出発時間-(準備時間+1時間):起床

11時-(移動時間+1時間):出発

11時:チェックイン

12時:昼食(持って行った物を食べる)

13時:設営開始(2時間かかっても+1時間の余裕がある)

16時:夕飯作り開始

21時:就寝

2日目

6時:起床

7時:朝ごはん

8時:撤収開始(2時間かかっても+1時間の余裕がある)

11時:チェックアウト

11時半:昼食(ご当地グルメがオススメ)

13時:帰路に着く

+1時間の余裕」が勝敗を分ける❣

自分たちの経験はもちろん、多くの初キャンプのファミリーを見てきたので、この通りに動けば、どうにかなるでしょ!というスケジュールです。

ぶっちゃけ、まずはこれを鵜呑みにしてもらえば大丈夫!って感じではありますが😅、念のため、それぞれのポイントを詳しく解説します。

順番に一緒に考えよう

【11時:チェックイン】変えられないもの:チェックイン・チェックアウト

まずは、キャンプ場が定めているチェックイン時間・チェックアウト時間を確認しましょう。

一般的には、チェックイン13~16時、チェックアウト11時のキャンプ場が多い傾向があります。

お昼ごはんを食べた後にチェックインしてすぐに設営を始めるのもいいのですが、こども連れだと何かと時間がかかって、チェックインが遅れがちです😅

初めてのテント設営の場合、不測の事態が起こるので、アーリーチェックインを利用して、お昼ごはんをキャンプ場で食べるのをおすすめします。

お昼ごはんが遅くなりすぎないように、11時チェックインがベストです✨

設営に何時間あれば安心?

テントを立てたことはありますか?

ない場合、一度庭や公園(可能な場所で)、デイキャンプなどで張ってみることをおすすめします。

ぶっつけ本番だと、大人2人で手一杯になってしまい、こどもがほったらかしになってしまいがちです。

ある程度手順や、設営にかかる時間を事前に把握して、キャンプ場についてからの行動がイメージできるようにしておきましょう。

いずれにせよ、設営時間を2時間はみて、夕飯の準備を始める16時から逆算しても、14時までには設営を開始できる状態にしておくのがよいでしょう。

【12時:昼食】お昼ごはんは手軽一択

空腹は喧嘩や不機嫌の一番の原因です。

テントの設営前に、必ず腹ごしらえをしておきましょう。

ただ、キャンプ場に着いてから調理をするのは、キャンプに慣れてから。

お弁当やテイクアウトを利用したり、お湯を沸かすだけのカップ麺など、最大限調理の手間を省いて、サクッと済ませましょう。

カップラーメンだって、テントで食べれば特別なご馳走に❤

現地の飲食店などで食事することはおすすめしません。

思ったよりも到着が遅れたり、思ったよりも混んでいたり、思ったよりもサーブに時間がかかったり、思ったよりもこどもが食べ終わるのに時間がかかったり、予測できない変数は、最大限減らしておくのが吉です🙆‍♀

現地の飲食店を訪れる楽しみは、チェックアウト後のお昼ごはんにとっておきましょう😋

【起床と出発】「+1時間」のバッファーに救われるはず!

そして、チェックイン時間を決めたら、そこから逆算して、出発時刻や起床時刻を決めます。

ここで、それぞれに「+1時間」のバッファーを設定しましょう。

寝坊はもちろん、積載が上手くいかずにやり直しに時間がかかったり、渋滞に巻き込まれたり、予測不能なこども関連のハプニングに時間をとられたり。

もし、キャンプ場に到着するのが早くなりすぎてしまいそうなときは、現地の近くの道の駅やサービスエリア、スーパーなどで時間調整をしましょう。

基本的に、決められたチェックイン時間の前に到着したり、早く入れてもらえないかキャンプ場に確認・交渉するのは、マナー違反です。

キャンプ場が定めたルールには必ず理由があります。ルールを守って、お互い気持ちよく利用しましょう。

なお、当日スーパーで買い出しをするのは、危険なのでやめましょう。何かと時間がかかったり、こどものおねだりに対応せざるを得なかったり、バタバタして大事なものを買い忘れたりします。キャンプに慣れてきてからにしましょう。

キャンプ前のスーパーで、試食のみかんが食べたいとご立腹の息子(当時2歳)

ここまでの流れで、当日の午前中のスケジュールは決まりました。

次は午後の予定です。

【13時:設営開始】2時間かけても大丈夫!

あれ?なんか間違えちゃった?

どんなに設営の練習をして臨んだとしても「向きが反対だった」「違うポールを指してしまった」など間違いはつきもの。

間違いに気づくのが遅れたりすると、全部やり直しで、今の30分が全部パーになることも。

また、途中でこどもが飽きてしまって設営どころではなくなったり、天候が変わったり、忘れ物が発覚したり、様々なハプニングが起こります。

中には、設営中にポールが折れてしまったり、ポールだけ忘れてきてしまったりする人もいます。

何があっても対応できるように、2時間くらい見ておけば、安心です🥰

【16時:調理開始】夕飯は16時で早すぎない!!

調理開始16時を、絶対に守ってください⚠

「魔の17時」を知っていますか?

夕飯の支度、火起こし、ランタンの準備、こどものハプニング、すべてが重なって一瞬で過ぎてしまう1時間を。

そして気づいたら18時で、辺りは真っ暗なのに、ご飯の支度はまったくできておらず、こどもが「お腹減った」と騒ぎ出す…という恐ろしい事態に😱

それを回避するためにも、夕飯の支度と火起こしは、少し早すぎるかな?と思いがちな16時から始めましょう!

基本的に、普段の夕飯の時間の2時間前から準備をすれば、少し手間取っても、そこまで悲惨な事態になりません。

ただ、炭を使う場合は着火にかかる時間、メスティンなどでご飯を炊く場合はお米の浸水時間などが忘れられがちなので、事前に確認しておいてください。

【21時:就寝】早寝早起きは、3文の得どころじゃない!

初のファミリーキャンプで疲れていると思います。

こどもと一緒に早く寝ちゃいましょう!!

せっかくなら、こどもが寝てから大人だけでゆっくり焚き火やお酒を楽しみたい😍と思うでしょうが、それはこれからいつでも、何回でもできます。初キャンプが成功すれば…

睡眠時間は心の余裕に直結します。寝かしつけで一緒に寝てしまうのがオススメです。

そして、忘れてはならないのが、夜泣き。

普段はあまり夜泣きをしない子でも、はじめての環境で、何が起こるかわかりません。

さらに、意外と侮れない、夜中のトイレ。

真っ暗なキャンプ場で一人でトイレに行くのは怖いので、必ず大人1人が付き合うことになります。

どちらも、ただでさえ疲れている中、睡眠不足だと余計にキツくなります。

とりあえず、寝ておくに越したことはないんです。

【6時:起床】どうせ朝は起こされる

4時位に目が覚めてしまうのは、あるあるです。

遮蔽物がないキャンプ場では、太陽が眩しくて目が覚めてしまったり、鳥の声や、蝉の声に起こされることも。

こどものトイレや、フル充電が終わって朝日で覚醒したこどもに付き合わされることも😅

きちんと早寝しておけば、キャンプ場の朝は気持ちがいいはずです👍

ただ、キャンプ場によっては、サイレントタイムが定められているところもあります。サイレントタイムは、みんなで静寂を楽しむ時間なので、早く起きてしまっても、周りの人を起こさないように静かに過ごしましょう。

【7時:朝食】

これから、撤収が待っています。

きちんと朝ごはんを食べて、不機嫌にならないように😅

ただ、撤収時の洗い物の手間なども考えて、そこまでこだわりすぎずに、ホットドッグやホットサンドなど、手軽に食べられて、調理器具を多く使わないものが楽で良し🙆‍♀

キャンプ場によっては、朝食のサービスがあるところも。

【8時:撤収開始】

設営のときは、物を出す=散らかすようなもので、こどもがお手伝いしたり、適当に遊ばせておくことができたかもしれません。

ただ、撤収で同じようにしてしまうと、いつになっても片付きません。

また、そういうときに限って、洗い物を手伝おうとしてびしょ濡れになって着替えさせる手間がかかったり、ちょっと目を離した隙に盛大に遊び汚れて帰ってきたり。

そして、キャンプ場のルールの時間を守らねばと焦り始めると、喧嘩になりやすかったり。

基本的に、設営よりも時間がかかるものと思って、早めに始めましょう💦

お手伝いも、時間と心に余裕があれば、やらせてあげられます😉

【11時:チェックアウト】

撤収に時間がかかりそうな場合、レイトチェックアウトを利用するのも良いでしょう。

ただ、あまり長居しすぎても、帰りの渋滞に巻き込まれたり、帰宅が遅くなって家に帰ってからの片付けがしんどくなったりします。

積み下ろしや、洗濯物ありますよね?明日の学校のために、こどもたちを普段の時間に寝かせたりと、やるべきことは、たくさんありますよ?(念のためw)

撤収に時間をかけすぎると、こどもたちが飽きてぐずったり、いらんことをして余計に仕事が増えたり、お腹が減ったと騒ぎ出したり。

お昼前を目指すのが、理想です。

【11時半:昼食】

意外とノープランになりがちな撤収日の昼食。

どうにかなるでしょ!と思って後回しにしていると、撤収に飽きて「お腹減ったー」というこどもたちが大騒ぎしかねません。

また、12時を過ぎてしまうと、観光地の飲食店やサービスエリアなどは大混雑で長蛇の列ができていたり。

ランチ難民にならないためにも、事前に目処をつけておきましょう。

飲食店のランチタイムは11:30~のところが多いので、11時にチェックアウトしておけば、移動にも余裕を持てます。

いかがでしたか?

実際に現地に行って体験すればするほど、万人が安心できる鉄板プランだなって、思っていただけるかと思います←自画自賛w

慣れてきたら、食材を現地調達したり、観光したり、連泊してみたり、少しずつ楽しみ方を増やしていけます。

そのためにも、まずは、最小限のやることと、余裕を持たせたスケジュールで、家族全員が楽しめるキャンプを成功させましょう❤