キャンプギアが揃ったら、いよいよデビューです!
キャンプ関連の情報収集中に、SNSなどで、ここに行きたい!と強く思うキャンプ場があったとしても、まだ行くのは早いです…
まずは、滞りなくキャンプデビューを果たすために事前準備を始めましょう!!
事前準備は、以下の順番で行います。
1. キャンプ場選び
2. 計画作り
3. 服装選び
今回は、キャンプ場の選び方をご紹介します。
結論:最寄りのファミリー向けオートキャンプ場
ズバリ、オススメは、自宅から最も近い、ファミリー向けのオートキャンプ場です。
デビューには最適!間違いなしです!!
すぐにでも行きたい!今すぐ予約したい!!もしくは、このサイトの情報は間違いないから鵜呑みにしよう!(笑)という方は、以下のファミリー向けをすすめる理由などをすっ飛ばして、キャンプ場選びの手順へ▼▼▼
ファミリー向けをすすめる理由
近年のキャンプブームで、ソロキャンパーなど、しっぽりと静かにキャンプを楽しみたい層が増え、子どもの声がうるさいと苦情がくることもあるんだとか・・・(((( ;゚Д゚))))
そのため、静かに楽しみたい層と棲み分けをするために、キャンプ場名に”ファミリー”と入る、ファミリーキャンプ場が増えています。
その名の通り、ファミリーのために作られているので、家族連れに嬉しい条件が整っている傾向があります。
その特徴は大きく、3つ。
1)市街地が近い
子どもに、もしものことがあった場合、市街地が近いと、病院まで近いので安心です。
市街地まで、遠くても車で10分程度の距離にあるところが多いでしょう。
また、忘れ物をしてしまっても、近くにスーパーがあれば、すぐに買い出しに行けたり、子どもが服を濡らしたり汚して着替えがなくなってしまっても、オムツが足りなくなってしまっても、安心です。
2)消灯時間が早い
消灯時間やクワイエットタイムが決められているところが多く、午後10時には静かになります。
酔っ払って大騒ぎをする若者たちもいませんし、イケイケの音楽が止まらないこともありません。場所によっては、プレーヤーでの音楽再生が禁止されているところもあります。
隣がうるさくて子どもが眠れないということはありません。
3)子連れが多い
酔っ払いの声や音楽がなく静かだと、逆に自分の子どもの泣き声で周りに迷惑をかけてしまわないか気になりますよね…
ファミリーキャンプ場ではほとんどが家族連れ、もしくは家族連れに理解があるキャンパーなので、子どもの騒音に神経をすり減らせる必要はありません。
あちこちで泣き声があがっているので、お互い様の精神で、子どもの騒音に寛容な環境になります。
だからといって、なんでも許されるわけではありませんが、子連れが少ないキャンプ場よりも安心して過ごせること間違いありません。
他にも、トイレが洋式・水洗で綺麗に掃除されて虫が少なかったり、子どもの遊び場が用意されていたり、高規格のキャンプ場では、設備が新しく、シャワーやお風呂があるところも。
詳しくは、見つけたキャンプ場のサイトや、画像検索で確認してみてください。
キャンプ場選びの手順【完全版】
ファミリーキャンプデビューで失敗しないキャンプ場を選ぶためには、まず良さそうなファミリーキャンプ場を見つけ、条件に合うか精査した上で、予約する必要があります。
効果的なキャンプ場の見つけ方と、デビューにベストなキャンプ場の条件を解説します。
条件は、事前にわかる範囲で、可能な限り、家族の意見も取り入れるとよいでしょう。
例えば、トイレが綺麗か、ウォシュレットがついているか、虫が少ないかなど、家族のアウトドア耐性に応じて条件を追加します。
初めてのキャンプで嫌な思いをすると、その後のキャンプへのモチベーションが下がってしまうので、良い思い出にできるように万全を期しましょう。
手順1:キャンプ場を見つける
我が家でも実際に行っている、キャンプ場の見つけ方をご紹介します。
まずは近い場所がベストなので、マップで探すのが便利ですが、なかなか近くにファミリーキャンプ場がない場合などは、地方名を入れて検索します。
方法1:マップで自宅付近のファミリーキャンプ場を検索する
方法2:「地方(関東など) ファミリーキャンプ場」で検索する
手順2:キャンプ場のサイトで条件を確認する
見つけたキャンプ場にホームページがあれば、そこで詳細を確認します。
ホームページがないキャンプ場も、「なっぷ」というキャンプ場検索サイトのページがある場合は、詳細が確認できます。
「なっぷ」にも掲載がないキャンプ場は、予約ができなかったり、電話受付しかなかったり、あまりIT化が進んでいないので、初めてで勝手がわからない場合は避けたほうがよいでしょう。
以下の、デビューにベストなキャンプ場の条件を確認します。
条件1:オートキャンプ場
オートキャンプ場は、サイトに車を横付けできるキャンプ場です。
車を駐車場に停め、サイトまで荷物を運ばなければならないキャンプ場だと、設営でも撤収でも、時間・手間がかかり、初めてのキャンプでは大変です。
ただでさえ初めての設営・撤収で、どの程度スムーズに進められるかわからないので、なるべく手間暇は最小限に抑えると安心です。
”オートキャンプ場”や”オートサイト”の記載があるか、キャンプ場内の写真で、サイトの隣に車が停まっているかなどを確認しましょう。
条件2:移動時間1.5時間以内
移動時間は少ないにこしたことはありません。
2時間かからなければ、途中で休憩をする必要もなく、渋滞にハマったとしても、そこまで長時間足止めされることはありません。
渋滞で到着時間が遅れると、運転で疲れたにもかかわらず、遅れた分を取り戻そうと急いで設営をしたり、心のゆとりがなくなり、キャンプを楽しむ余裕がなくなってしまいます。
曜日や時間を指定して調べたり、最悪の場合に何時間かかるのか、確認しておくとよいでしょう。
条件3:アーリーチェックイン・レイトチェックアウト
初めてのキャンプ、慣れないことも多いので、キャンプ場での滞在時間は長い方がよいでしょう。
一般的なキャンプ場でのチェックインは午後なので、それを午前にできるアーリーチェックインがあります。
初めての設営には、2~3時間を見て、さらに焚き火をする場合は、火入れを16時からは始めたほうが安心なので、アーリーチェックインはおすすめです。
昼食は、お弁当や外食を利用すれば、キャンプ場での調理の手間が増えることを避けられます。
また、チェックアウトは午前中、10時もしくは11時が一般的です。
初めての際の撤収時間は3時間はみておくとよいので、11時以降が理想です。必要であれば、レイトチェックアウトも利用しましょう。
条件4:予約ができるか
キャンプ場によっては、予約を受け付けておらず、当日先着順のところも。
先着順だと、チェックインの時間に行っても入れなかったり、人気のキャンプ場では前夜から車中泊をしなければならないところもあるので注意が必要です。
予約でキャンセル料があると、子どもの体調が優れなかったら…と心配になるとは思いますが、予約なしで先着にもれて、空きのあるキャンプ場を探してさまようよりは、安心ではないでしょうか。
また、予約が機能的に可能であっても、人気で予約がとれないこともあります。
特に、土日や連休、長期休みなどは、予約解禁と同時に予約殺到するところもあるので、早めに事前確認しておくに越したことはありません。
条件+α:レンタル品が充実しているか
レンタル品を使用する場合は、もちろんですが、使用を考えていない場合も念の為チェックしておくといいでしょう。
初めて設営するテントに不備があって、使えなかったら・・・。
忘れ物に気づくのが遅く、取りに帰れなかったら・・・。
キャンプを中止するのも手ですが、せっかくのキャンプデビューが残念な思い出になり、家族のキャンプへのモチベーションがだだ下がりになってしまうかもしれません。
万が一の場合に、テント、マット、寝袋(寒い時期は暖房器具も)をレンタルできると安心です。
また、レンタル品が充実しているキャンプ場は、初心者キャンパーの対応にも慣れているため、困ったときに相談しやすいという利点もあります。
最後に
実は、めちゃくちゃ気になる金額感ですが・・・
関東近郊の高規格なファミリーキャンプ場の場合、1泊6,000円~8,000円(ハイシーズンの場合は割増料金になり、10,000円なんてことも!)が相場です。
他に、レンタル品があったり、食材費、交通費などを考えると、旅行で宿泊するのと変わらないくらいかかってしまうかもしれません。
ですが、デビューにだけは、今回だけは!!と思って、ちゃんとお金をかけましょう!
次回のキャンプがあるのか、それとも家族の猛反対にあって二度と行けないのか。せっかく大枚をはたいて揃えたキャンプギアがお蔵入りすることになってしまうのか…。一人寂しくソロキャンプをすることになってしまうのか…。全て、このデビューキャンプで決まると言っても過言ではありません。
まずは、喧嘩なく、家族全員が楽しく過ごせるように、時間や手間をお金で買い、慣れてきたら徐々にそのバランスを調整しましょう。
また、キャンプ場選びの時点から家族を巻き込み、意思決定にも参加してもらうと、ベストです。
誰かが決めたキャンプ場に連れて行かれるのと、自分も一緒に選んだキャンプ場に行くのでは、関わり方の積極性も、不満の出方も変わってきます(笑)
家族会議を開くなどして、事前準備から、家族で協力しあえると最高ですね(*˘︶˘*).。.:*♡
キャンプ場が決まったら、次は計画を決めましょう。